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桐朋大学音楽学部付属 子供のための音楽教室

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先生インタビュー

すべての子供たちは、原石です。 親も気づかない、ダイヤモンドです。桐朋学園大学音楽学部 准教授 桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室 部長 作曲・編曲家 佐藤 公一郎

子供の才能を感じたから、音楽家にするために、桐朋の門戸を叩く…驚かれるかもしれませんが、そうしたケースはごく少数です。
実際には「才能があるかどうかはわからない、でも学ばせてみたい」という保護者の方が大勢をしめます。眠れる能力が覚醒し、世界で通用する人材に変貌を遂げるのは、楽しく学び続けた結果のひとつ。
それが25年間、音楽教室の現場を見てきた私の実感です。

では保護者の方々は、どうして桐朋を選ばれるのでしょうか。
開校以来60年の歴史も、著名な音楽家の輩出も、独自のソルフェージュ教育も、それぞれが説得力のある理由になっています。しかし私は、そこに「講師の努力」を付け加えたいと思います。
教室に高価なピアノが何台あろうと、どんなに防音設備を整えようと、教える講師が未熟では才能の育成どころではありません。ましてや、立ち居ふるまいまで変わるようにはならないものです。
桐朋にとっての歴史とは、卒業生が優秀な講師となって戻ってくる、その素晴らしいサイクルの基盤とも言えるでしょう。

写真 先生インタビュー1

しかし一方で、卒業生の絶対数には限りがあります。カリキュラムこそ桐朋スタンダードはありますが、指導の現場はマニュアル化とは対極のスタイル。
子供という原石を磨き、ひとりひとり異なる能力を引き出すには、講師自身も絶えず向上していく必要があります。
だからこそ桐朋学園の音楽教室は、安易に数を増やさず、学びの場を管理しています。遠方より通われている方々には誠に申し訳なく感じますが、譲れない本質へのご理解はいただいていると存じます。

保護者の皆様、どうか、お子様という原石を磨いてあげてください。
幼い頃に身に付けた教養は、間違いなく一生の財産となります。音楽家になるかどうかは、成長した本人の意思も含めて、後で考えればいい。ある意味そのくらいの気軽さで、桐朋の門を叩いていただきたい。決断は絶対にプラスになる。
少なくとも私は、そう確信しています。

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